私が真っ先に開設した口座は、SBI証券でした。
住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド口座」との連携が、非常に魅力的だったためです。
「SBIハイブリッド口座」に振替するだけで、SBI証券での取引資金に使えるので、
手間がかかりません。
目次
- 1 口座開設に必要なもの
- 2 SBI証券口座開設から取引開始までの流れ
- 3 最短3営業日で取引可能
口座開設に必要なもの
- マイナンバーカード
通知カード・個人番号カードどちらでも可
今年2016年から、新規口座作成の場合、
証券会社へのマイナンバーの提出は義務化されています。 - 運転免許証など、顔写真入りの本人確認書類
マイナンバー個人番号カードをお持ちの方は不要 - 銀行口座
SBIハイブリッド預金を希望の場合、住信SBIネット銀行の口座を同時開設できます。
ただし、住信SBIネット銀行の口座開設が完了するまでは、別の銀行口座を登録する必要があります。
また、NISA口座を同時作成する場合には住民票の写し(除票)が必要ですが、
証券会社が住民票取得の代行をしてくれます。
記事作成時にはキャンペーンを行っており、
住民票取得代行費用が無料です。
SBI証券口座開設から取引開始までの流れ
大まかな流れは、以下のようになります。
※SBI証券ウェブサイトよりキャプチャ
STEP1 口座開設の申込み
マイナンバーの提出方法を選択します。
この中では「WEBアップロード」が最速で開設出来ます。
とりあえず開設の申込みだけして、後から提出したいという方は、
「Eメール」を選択して下さい。
どちらの場合も、マイナンバーカードの画像が必要です。
個人番号カードは表裏それぞれ、
通知カードの場合は、加えて運転免許証などの本人確認書類の表面(顔写真側)の画像も用意して下さい。
スキャナやデジタルカメラ(携帯可)で画像を用意して、PCに保存し、
アップロードもしくはメールへの添付を行って下さい。
マイナンバーカードや本人確認書類の画像を用意できない方は、「書面」を選択して下さい。
後日返送することになり、取引開始までの時間がかかります。
フォームに従って、各項目を入力して下さい。
マイナンバー・本人確認書類をWEBアップロードした方は、
画像を自動で読み取り、一部フォームが自動入力されます。
「はしごだか」など一部の漢字は使用できません。
その場合は、フォーム横の注意書きの指示に従って下さい。
証券口座には、「一般口座」と「特定口座」があります。
投資によって20万円以上の利益が出た場合、確定申告が必要です。
確定申告では、「年間取引報告書」という書類が必要です。
その書類を証券会社で作成してくれるのが「特定口座」。
自分で書類作成しなければならないのが「一般口座」です。
投資初心者は、「特定口座」を選びましょう。
さらに「特定口座」には、源泉徴収の「あり」・「なし」があります。
源泉徴収「なし」の場合、利益が20万円に満たなければ、確定申告の必要はありません。
源泉徴収「あり」の場合、利益が20万円に満たなかった場合でも、
利益が発生した時点で、およそ20%の税金が徴収されます。
3000円投資生活では、始めのうちは大きな利益は出ないでしょうから、
基本的には源泉徴収「なし」を選んだほうが良いでしょう。
ただし、確定申告が面倒だという方や、
配偶者控除や扶養控除を受けていて、年間利益が38万円を超えそうな方は、
源泉徴収「あり」を選んだほうが良さそうです。
「NISA口座」についてですが、作っておいて損はないです。
しかし使いにくい点も多く、制度自体2023年で終了(予定)します。
120万円までの投資で得た利益や分配金が、非課税になるというメリットはありますが、
3000円投資生活では、「ベスト」とは言えません。
あとは、規定などが書かれた書面をしっかり読んで、
入力項目の確認をすれば、STEP1は終了です。
STEP2 お客様情報の入力
オンライン口座申込受付が完了すると、
ユーザーネームとログインパスワードが記載された画面が出ます。
書面での手続きが必要な方には、①の画面は出ません。
手続完了の案内が到着するまでは、ログインできません。
もし受付完了画面に記載されたユーザーネームとログインパスワードを忘れても、
書面で届きますので、安心して下さい。
初回ログインフォームにユーザーネームとログインパスワードを入力して、
ログインしましょう。
「ご連絡先・ご職業・お勤め先(または経営会社)について」のご登録
登録必須項目
- メールアドレス
- 国籍
- 職業
職業によって、登録が必須になる項目
- 勤務先の証券コード/部署名/役職名/電話番号
- 勤務先(または経営会社)の郵便番号/住所
「ご世帯主について」のご登録
登録必須項目
- 世帯主との続柄
世帯主との続柄によって登録が必須になる項目
- 世帯主のお名前/生年月日/ご職業
- 世帯主の勤務先(または経営会社)の証券コードまたは勤務先の名称/部署名/役職名
「インサイダー登録について」のご登録
申し込みをした本人、もしくは世帯主が上場企業に勤務等の場合、
インサイダー登録について勤務先の会社名と内部者区分をご登録ください。
この項目は該当する方のみ、登録が必要です。
「振込先金融機関口座」の登録
登録必須項目
- 金融機関名
- (店番号)本・支店名
- 預金種別
- 口座番号
「国内株式手数料プラン」「株式数比例配分方式」の登録
登録可能項目
- 国内株式手数料プラン(スタンダードプラン、アクティブプラン)
- 株式数比例配分方式
この項目は、選択可能な申込者にのみ表示されます。
株式数比例配分方式は、NISA口座を申込んだ方のみ選択できます。
「投資に関する質問」と、アンケートへの回答
投資に関する質問では、以下の質問に回答します。
- 投資の方針
- 主たる資金の性格
- 主な収入源
- お取引の動機
- 資産運用期間
- 年収及び金融資産
- 興味のあるお取引
- 投資の経験
質問に回答した後、アンケートにも回答して下さい。
信用取引およびFX取引(外国為替保証金取引)のお申し込み
口座開設の申込み時に、信用取引口座およびFX取引(外国為替保証金取引)口座を同時に申込みが可能です。
後からでも開設可能ですので、飛ばして構いません。
また、未成年の方や75歳以上の方は、申し込みできませんので、スキップされます。
申込む場合、回答・確認が必要な事項
- ご職業・ご投資経験等に関する質問
- 取引ルールの確認
- 書面・約款への同意・承諾
STEP3 必要書類の受取
STEP2の画像②の書類が届きます。
本人限定受取郵便(特定事項伝達型)で届きますので、
運転免許証などの本人確認書類が必要です。
書面での本人確認書類提出を選択した方
NISA口座の開設申し込みをした方
次のSTEP4が必要です。
本人確認書類をWEBアップロードかEメールで提出した方
必要書類の受取が完了すれば、これで取引開始となります。
STEP4 書類の返送
書面での本人確認を選択された方
STEP3の必要書類に同封されている、本人確認書類届出書に記入の上、
マイナンバーのコピーと、本人確認書類のコピーを同封し、返送します。
SBI証券に書類到着後、3営業日ほどで取引開始となります。
NISA口座を同時に申込んだ場合
STEP3の必要書類に同封されている、本人確認書類届出書 兼 NISA申請書に記入の上、
本人確認書類のコピー、マイナンバーが記載された住民票の写し(除票)または「委任状」を同封し、返送します。
SBI証券に書類到着後、3営業日ほどで総合口座での取引ができるようになりますが、
NISA口座での取引は、SBI証券から税務署への申請作業があるため、
1~2週間ほどかかります。
最短3営業日で取引可能
いかがでしょうか。
面倒と思われるかもしれませんが、それほど難しいものではありません。
NISA口座は、総合口座開設後でも作れますので、
「まず、証券口座を作りたい」という方は、後回しで構いません。
またNISA制度は、1月から12月を一年としています。
(4月から翌年3月の「年度」ではありません)
年末に作ってしまうと、NISAでの購入枠を無駄にしてしまいますから、
年明けに開設されるように、時期を見計らいましょう。